今回は内装の下にある、『アンダーコート』を取っ払います。
注)アンダーコートを剥がしますと車内が非常にうるさくなります。あと、冷暖房の効果も
悪くなります。十分な覚悟が必要です。
非常に作業自体大変です。必要なものは、、、
(テクニックよりも根気が必要です。)
@タガネ(貫通ドライバーでも代用可)
Aハンマー
Bスクレイパー
C根性
D精神力
E時間
でしょうか?非常に根気が要りますので、一日で終わらせようとしないで、1週間ぐらい
かけてじっくりやるぐらいの気持ちで、取り掛かりましょう!!
で、アンダーコート剥がしは『冬にやれ』というのが定説です。
注)冬場はアンダーコート自体が硬くなっていますのでちょっと叩くだけでボロボロ取れるからです。)
さあ、冬の寒い中、いよいよ作業に取り掛かります。
タガネ(またはドライバー)を使ってガンガン剥がします。
くれぐれも配線等を傷つけないようにしましょう。
残ったアンダーコートのかすはスクレイパーで綺麗に剥がします。
トランク&後部座席部分&助手席部分まで順調に剥がします。
ここで、ふと問題点にぶつかります。
『運転席はどこまで剥がすか?』です。
仮にもSOSの車両は『ストリーキット仕様』。当然、通勤にも使用しますので、ガテンな車両になるのはご法度です。
(運転席下にはタービン&フロントパイプがあるので、全部取り外すとかなり熱くなりそうです)
運転席はマット(足元)の部分のみ残して作業することにしました。
一通り剥がし終わったら、細かい部分も剥がしていきます。
残りカスは、灯油を染み込ませた布で、ゆっくりふき取れば、綺麗になります。
ここで、私はもう一つの問題点にぶつかりました。
『何か?かっこよくないな、、、。』
(アンダーコートを剥がすと、鉄板むき出しの状態、お世辞にも見た目は良くありません)
で、家にあった『外装用のペンキ』で塗ることにしました。
(缶スプレーじゃ飛び散るので、ハケで薄く塗りました。)
すると、こんな感じで、見た目もGOOD!!
あんまり厚塗りすると、軽量化の意味も無いので、目立つ所だけ塗るのがポイントです。
塗料が乾燥すれば、後は内装を元に戻し完了です。
早速、試乗してみると、、、
想像よりは、室内は静かだと個人的には思いますが、やっぱりノイズは大きい方でしょうか?
(ミッションの回転音まで聞こえます)
エアコンの効きも許せる範囲だと個人的には思います。
走った感じは、『走る』『曲がる』『止まる』がワンランク上がったような感じで、効果は大きいと思います。
(その分リスクは大きいですが、、。)
燃費も向上しました。
(リッター4強から、5弱にアップ!!)これ一番!嬉しかったりして、、。
レース車両がやるのも『当然だな』と感じた作業でした。
皆さんも軽量化の事、少し考えてみてはいかがでしょうか?
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