※現行の7号機では使用しておりません。
先日、純正のサーモスタットが死にました。
それも最悪な『閉じっぱなし』です。
その時の水温は120℃オーバー!! (^_^;)
疲れきったエンジンなので、皆さんもなんかおかしいな?と思ったら、サーモは
交換しましょうね!!
(純正なら1800円ぐらいです)
で、純正新品に交換する予定でしたが、前から気になっていた物があります。
ビリオンのローテンプサーモです。
(画像無しでスミマセン・・・。)
前評判のあまり良くない商品ですが、『自分で体験しなきゃヤダ!』のSOSは自ら実験台として
交換することにしました。
先ずはサーモスタットを取り外す作業からはじめます。
冷却水は当然抜けますので、クーラントは用意しておきましょう!!
純正のアッパーホースのエンジン側取り付け部にサーモスタットは入っています。
10ミリのボルト3箇所で止まっていますので、これを取り外します。
すると、、、
こんな感じでサーモスタットがはまっています。
取り外す前に、サーモには小さなバルブが付いていますので、この場所は覚えておきましょう!!
新品に交換した際も、同じように組み込まなくてはいけないからです。
FC後期の場合、パッキンはゴムパッキンですので、そのまま新品のゴムに交換すれば問題無しです。
(前期型はスクレイパー等使って、紙パッキンを取る作業が必要です。)
後は付いていた通りに元に戻せば作業は完了です。
(ボルトの締めこみすぎには注意です。相手はアルミなので強く締めこむとねじ山が死んでしまいます)
このままではいけないので
ラジエーターのエア抜きをしてすべての作業は完了です。
でローテンプサーモに交換した感想ですが、、、
・水温は71℃で安定している。(当たり前か)
・よく意味が無いパーツだと言われているが、本当に意味が無い。
で、特にデメリットは無さそうに思えるが、重大な問題もあった。
『オーバークール』になってしまうのである。
あまりに水温が低いと、コールドスタート状態(燃料増量)と同じなので、燃費が悪くなってしまうのだ。
(おまけにエンジンにも良くない)
この問題を解決するには電動式のサーモスタットでも取り付ければ解決しそうだ、、。
夏場のサーキット走行には貢献しそうだが、ストリートではあまりお勧めできないと
感じた今回の作業でした、、、。
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