デフを機械式に交換

今回は一度作業した方なら『二度とやりたくない』ナンバー2ぐらいの大変さを誇る『デフ交換』です。

とはいっても、力が必要なだけで、特別な工具は要りませんよ。
(今回はASSY交換なのでバックラッシュ調整、SSTも必要有りません)

まあデフ単体でショップに持ち込めば、中身だけ交換もしてくれます。
(うちの近所のKTSで10000円、交換作業は15000円)





先ずは、サスペンション下のボルト(17ミリ)を左右外します。
と同時に、リアのスタビライザーがくっついているリンク(14ミリ)を左右外します。

プロペラシャフト&左右のドライブシャフトのナット(14ミリ)が各四箇所ありますので
順次外していきます。

(注意事項、、特に問題は無いのですがもとあった状態に戻すのに『合いマーク』をつけましょう。






メンバーを吊っているリンク@を外します。


メンバー左右の21ミリのナットを出来るだけ緩めます。決して外してはいけません。あとでメンバーが落っこちてくるからです。
結構硬いので、回らないときは車の外側からパイプ等使用して、緩めましょう!!


ここで一回デフに落下防止のため、ジャッキをかませましょう


次はデフ左右のマウントのナット(17ミリ)を外します。


ゆっくりとジャッキを下げるとメンバーごとゆっくりデフが降りてきます。


そうしますと、デフのフロントブッシュが見えてきます。

2つのナット(17ミリ)で止まっていますので、取り外します。
変な抜け防止のプレートが邪魔なので忘れずに取ります。



あとはメンバー助手席側のナットを完全に外し、メンバーを下に下げながらジャッキを下げてゆくと
見事!デフが取れるはずです。(かなり重いですよ40キロぐらいあるんじゃないだろうか?)

作業には十分気をつけませんといけません。自信の無い方は二人で作業した方が安全でしょう。


取り付けは逆の方法で行うのですが、最初のデフを持ち上げるのが一番大変です。(←がんばり所です。)

順次取り付けしていきます。

最後に締め忘れの無い様に総点検します。


仕上げにデフオイルを入れて完成です。(SOSはオイルを温めて、灯油ポンプでオイルを入れます。)


走ってみてどうですか? 万が一もう一回降ろそうとは思わないはずです。(笑)





    
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