バッテリートランク移設

今回バッテリーをトランクに移設しました。
その主な狙いとは?

・フロントの軽量化
・重量配分の見直し

注)基本バッテリーの移設は改造になりますので車検には通りません。
(BOXを使用すれば通る陸運支局も有るようですが未確認です。)


先ず、用意するのは、

・バッテリーケーブル

スターター電流は高電圧ですから、1ゲージか2ゲージの物が好ましいです。



配線は、呼び方が二通り有りますので、上記の表を参考にして下さい。
(22スケア=4ゲージと言う事になります。)

長さは個体差が有りますが、自分はトランクに移設するのと、マイナス線は
アースではなくエンジンルームに返す方法を取りましたので、片側4M必要でした。


・バッテリー本体
今使ってる『ウエットバッテリー』(液入り)でも大丈夫ですが、FCのようにトランクが無い
車両の場合、BOXに入れて、ガスを抜く為のホースを設置する必要が有ります。
注)バッテリは充電されると科学反応で水素ガスを発生します。
処置をしないままタバコでも吸ったら爆発→火災になりますので注意して下さい。







私の場合は、オプティマのドライバッテリーを用意しました。
(ガスが微量しか発生しないので安心。)

ショーパーツは
・バッテリーターミナル(+、−2個)
・丸型端子(+、−各2個ずつ)

自分はショート予防とキルスイッチを兼ねて、



サーキットブレーカー(130A)も用意。
(FCは、メインが100Aなので余り意味は有りませんが保険の意味で)


先ずはバッテリーの搭載位置を決めます。
予定では助手席後部が有力だったのですが、

重量配分を自分なりに考えて、助手席側トランク後方(純正ジャッキ近く)
に設置をしました。
丁度サービスホールが開いていてそこに純正のバッテリーステーを差し込んで
固定するようにしました。
(穴を開けようと思いましたがこの下は燃料タンクなので穴あけをやめました)

バッテリーの位置が決まったら、配線を準備します。
自分はオークションでキャンピングカー用の1ゲージ配線が中古で手に入りましたので
それをそのまま使用します。
(配線には、保護チューブを巻いて擦れて皮膜がむき出しにならないように工夫します。)


配線の準備が出来たら、配線を通します。
今回は、助手席側バルクヘッドにある、エンジンハーネスと一緒に配線を引き込みました。
(丁度、キャニスターを外すとハーネスが見えます。)

助手席側のサイドシル→後部座席→トランク
といった感じで配線を通しました。

通した配線はタイラップで固定しました。



エンジンルーム側の処理は、




プラスのターミナルはビニールテープで絶縁して、100円で買ってきた
タッパーに入れて、ストラット前方に固定しました。

マイナスは束ねてボディアースです。
(ちょっと見た目が浮いてるので後で処理予定)


後はリアのバッテリーを固定配線処理して
配線間に、サーキットブレーカーを取り付けて・・・




ターミナルを作って、配線します。
何とか形にはなりました。

本来はこの後、バッテリーをBOXで包む予定ですが、時間の関係上後日に延期。

早速セルを回しますが・・・


『キュキュキュキュ・・・・』

気持ち重いです。どうやらマイナス(アース)が足りないようです。
アースを1本追加したら、勢いが増しました。
(でもまだ若干重い?トランクまでの配線が長いのが原因でしょうか?)

この辺りは様子を見て改善します。


肝心のフロントの軽量化の恩恵ですが、流石に変わりましたよ。
ボンネット交換したときより劇的に変わりましたので、コレは良いです。


ただ、完全ストリートな車には、色々な問題が有るのであんまりお勧めできません。
街乗りなら、小型のバッテリーにした方が良いと思います。




    
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