油温計取り付け

今回は油温計の取り付けに関してです。
水温計、ブースト計とメーターが増えると、もう一つぐらい付けたくなるのが人情?
ロータリーエンジンは油冷と言っていいほどですので、オイル管理は大切。
早速、取り付けてみましょう!!


作業手順

@部品を用意する
メーター以外に必要になるのが、オイルブロックかナイトから出ているようなアタッチメントを利用します。
一番メジャーな、オイルブロックタイプで作業を進めたいと思います。
(オイルのドレーンから取る方法ですと不具合が多いのでお勧めできません。)
オイルブロックは、センターのネジピッチが数種類あるのでM20×P1.5のタイプを購入します。


Aメーターを位置決めして配線を構築する
その理由は、最初にエンジン側の作業をしてしまうと、万が一の時に復帰できなくなるのを防ぐためです。



私の場合、オーディオから電源を取り、一番無難なセンターダッシュボード上に配置しました。


A温度センサーをエンジンルームから室内へ引き込む

助手席側に丁度、ハーネスを通す穴がバルクヘッドに空いてます。(通常はゴムで栓がしてあります。)
通常は、キャニスターのしたになってますので、キャニスターを上にずらします。(上に持ち上げると取り外せます。)



Bオイルブロックを取り付ける



純正のオイルフィルターを外し、オイルブロックを取り付けます。
注意としてセンターのボルトは締め付けが甘かったりするとオイル漏れの原因になりますので工具でしっかり締めつけます。
センサーを取り付ける際には、シールテープを巻きつけます。
(くれぐれもネジ部以外の所には巻かないようにします。)


C最終動作を確認する。
配線を繋げて、冷却水を補充し、エンジンをかけ、動作の点検をします。


Dすべての取り付けを行う
センサーが取りついたら、各配線をまとめて配線し、見た目も良いように加工しながら最終取り付けします。
(自分の場合、配線チューブを利用して配線をまとめ、なるべく配線を隠すように、パネルの一部をカットし埋め込みました。)



これで、取り付け作業は終了です。

ロータリーエンジンの場合、街乗りではさほど上がりません。(自分の場合80℃前後)
ただしサーキットなどスポーツ走行すると一気に油温も上がります。
油温が120℃を超えての負荷は危険ですので、ワーニングが付いてるならその手前(110℃)でセットし、
クーリングの処置が必要です。
(油温は下がりにくいので)


ただ、それ以上行く場合は、冷却システムの見直しが必要になると思います。
(社外のラジエーターやオイルクーラー追加など)

これで安心して運転が出来ます。
まあ、街中では油温もあんまり上がりませんけどね。

サーキットでは重宝します。





    
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