水温計取り付け

今回は水温計の取り付けに関してです。

ロータリーエンジンの社外パーツの初期段階で取り付けたいパーツ、第一号ですね。
その理由は、ロータリーエンジンは水温管理が大切だからです。
機械式や電子式など、メーカー等は問いませんので、確実に取り付けしたいパーツでも有ります。
今回は、ラジエーターアッパーホースを切断して、そこから水温を計る方法で作業したいとおもいます。
(一番メジャーな作業方法です。)


作業順番

@メーターを位置決めして配線を構築する
その理由は、最初にエンジン側の作業をしてしまうと、万が一の時に復帰できなくなるのを防ぐためです。



私の場合、オーディオから電源を取り、一番無難なセンターダッシュボード上に配置しました。


A温度センサーをエンジンルームから室内へ引き込む

運転席側に丁度、アクセルワイヤーを通す穴がバルクヘッドに空いてます。(通常はゴムで栓がしてあります。)
これを利用して、センサーを通します。
(まだ、配線の位置が決まって無いので、ゆとりを持っておくのがベストでしょう。)



Bセンサーを取り付ける



アッパーホースを途中で切断し、そこにアダプターを取り付けます。
注)ラジエーターホースを切る場所は、なるべく直線になっている部分を切りましょう。あとアタプターの分、短くする事もお忘れなく。
注)FC(FDも共通)ですが、ホースの内径は38パイです。アダプターは38パイの物を用意しましょう。

センサーを取り付ける際には、シールテープを巻きつけます。
(くれぐれもネジ部以外の所には巻かないようにします。)



C最終動作を確認する。
配線を繋げて、冷却水を補充し、エンジンをかけ、動作の点検をします。



Dすべての取り付けを行う
センサーが取りついたら、各配線をまとめて配線し、見た目も良いように加工しながら最終取り付けします。
(自分の場合、配線チューブを利用して配線をまとめ、なるべく配線を隠すように、パネルの一部をカットし埋め込みました。)



これで、取り付け作業は終了です。

ロータリーエンジンの場合、水温は82℃〜90℃ぐらいが通常の範囲です。
(スポーツ走行する場合)
エアコンなど使用すると、水温が100℃を超える事も有りますが、負荷が掛かって無い街乗りなら、
そんなに神経質にならなくても大丈夫です。
ただ、それ以上行く場合は、冷却システムの見直しが必要になると思います。
(社外のラジエーターやオイルクーラー追加など)

これで安心して運転が出来ます。
まあ、水温がぐんぐん上がる夏場は、安心もできませんけどね・・・(笑)







    
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